いよいよ今日、牟岐八幡神社例大祭が執り行われた。
榊宮司から参考に頂いた資料「海部の祭りと民俗芸能」より神社と例大祭の概要を書き記す。
名称: 牟岐八幡神社
場所: 徳島県牟岐町牟岐浦字八幡山1
由来: 牟岐の浜に流れ着いた三体の木造を後ろの社人が柄杓で掬い、ご神体として祀ったのが始まりとされる。承久2年(1219)、当時の地頭が奈良出身である縁故により、奈良八幡宮より再勧請され八幡神社となった。文献には八幡宮という名称も見受けられる。旧郷社。主祭神は、誉田別命、気長足姫命、玉依姫命。
この概要文の中で注視したいのが「奈良八幡宮より
再勧請され」の「再」の部分。つまり、牟岐→奈良→牟岐ということと、承久2年は、承久の変直前の年。翌年土御門上皇は四国土佐へ自ら移られた年だ。
例大祭の進行順は以下の通り。 今回は詳しく書かないが、今後、神社の由来書としてまとめる予定。

(写真)13時30分より、祝詞奏上、玉串奉典

(写真)14時00分より、花上式・種揚の神事 サカキの葉をちぎり、一升枡に入れ、社人と稚児がアル掛声を発声する

(写真)14時30分より、記念撮影の後、稚児の曳く神輿 牟岐町内を練り歩く

(写真)15時50分ごろ、御浜入り・渡御 牟岐港にて

(写真)16時10分ごろ、社人と榊宮司 神輿に御霊を遷す

(写真)16時20分ごろ、曲りの式・食の酌神事 特殊神事 注連縄を持った社人が一通りの儀式をする

(写真)関船
- 関連記事
-