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四国は徳島に住むオッサン男子の日記ブログ
案山子と書いて、「かかし」。。。案外、読めなかったりする
夕方から、徳島の神山町にある阿川小学校にお邪魔しました
目的は「阿川梅の里 梅まつり」関連の取材。 廃校になった小学校の教室で毎週月曜日晩に案山子づくりをしている所へGOGOGO
この阿川の地は、県下最大規模の30haの広大な梅園だけでなく、最近では、案山子づくりにおいても今や県内外から見学にくるまでの有名なスポットになりました
来月には、案山子の見学のため遥々、広島県から視察に来られるとかで、ちょうど3月3日の梅まつりオープニングとグットタイミング
ボランティアで活動されているこの案山子づくりも、今や特産品の梅をも凌ぐ勢いだっ
この案山子づくりのメンバーは、神山町阿野の阿川エリアを中心とした28人の町民がメインでして、平成20年4月から活動されているそうです。
そのメンバー28人に因んで、会の名前も、『28歩の会』として阿川の案山子づくりを続けておられます。
神山町内へ入る県道や国道には、いたる所に『28歩の会』が制作した案山子が目に付きます
その一つ、国道438号の神山温泉近くの「雪合戦」や、県道20号阿野線の駒坂バス停付近の「水戸黄門」の案山子たちは、まるで演劇や映画の一場面を観ているかのようなテーマ性たっぷりな作品
(写真)徳島県の神山町阿野の駒坂バス停近くにある「水戸黄門」をテーマにした案山子(かかし)
実際、その制作されている部屋にお邪魔していみると、春に向けて次なるテーマの案山子たちを制作中でして、材料となる沢山の部材の中で、女性達がせっせと制作に取り組んでおられました。
僕ののちゃん、初めて案山子の制作風景を見学したのですが、生き生きされている女性達の思いや姿が、案山子に乗り移っているような感じがしました。
案山子の制作において、骨組用の木棒、関節用のハンガーの針金、肉付用の丸めた新聞紙や発泡材、そして肌用の布に、衣服や靴などの部材が必要でして、別の教室には協賛して頂いた方からの衣服や靴などが一杯保管されていました。
(写真)案山子作りにおいて、新聞紙は肉付けに必要なアイテム。
しかし、事務局のNさん曰く。。。ハンガーの針金と丸めた新聞紙は足らないので、提供してくれると嬉しいと言ってました。
(写真)廃校になった阿川小学校の保健室には、これまで制作した案山子の写真が展示されていました。
(写真)廃校になった小学校の靴箱。。。生徒はこれから作られる案山子たちの靴で一杯。
何も知らなければ、山郷の廃校になったこの小学校の教室に、立ち寄ることは絶対無いでしょう。
子ども達の笑い声は全くありませんが、月曜日の晩7時半~10時の間、廃校の教室から案山子という、新しい命が生み出されています。
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